N人の子供たちが椅子取りゲームをしている。ここでは便宜上、子供たちに0からN-1までの番号を振ることにする。 椅子も最初N席あり、これが円環状に並んでいる。これにも(子供の番号とは別に)0からN-1までの番号を振ることにする。
子供たちは最初に自分の番号に対応する椅子の前に立っている。この椅子の中からいくつかを取り除き、音楽を鳴らす。 音楽が鳴っている間、子供たちは1秒毎に番号が1少ない椅子の前へと移動していく。椅子は円環状に並んでいるので、0番の椅子の前にいた子供はN-1番の椅子の前に移動する。 音楽が止まったとき、子供たちは自分の前にある椅子に座ろうとする。もし椅子が取り除かれていれば、その子供は椅子に座ることができない。
T秒後に音楽を止め、椅子取りをしたとき、椅子に座ることができない子供は誰になるか求めよ。
入力は以下の形式で表される。
D
N1 T1
M1
C11 C12 ... C1M1
N2 T2
M2
C21 C22 ... C2M2
:
ND TD
MD
CD1 CD2 ... CDMD
ここでDは椅子取りゲームの回数である。また、i回目のゲームにおいて、Niは参加する子供の人数、Tiは音楽を止める時間、Miは取り除かれる椅子の数、Cijはj番目に取り除かれる椅子の番号である。
入力は、以下の条件をすべて満たす。
- 1 <= D <= 100
- 1 <= i <= Dを満たすすべての整数iについて、
- 2 <= Ni <= 100
- 1 <= Ti <= 1000
- 1 <= Mi <= N-1
- さらに 1 <= j <= Miを満たすすべての整数jについて、
- 0 <= Cij <= N-1
出力は、各ゲームごとに椅子に座ることができない子供の番号を 数字の小さい順に 半角スペース区切りで1行に全て出力せよ。
2
3 10
1
0
20 45
2
3 5
1
8 10
- 1回目のゲームでは、椅子取りゲームを開始するときに0番の椅子が取り除かれ、取り除かれた椅子の前にいる子供は1秒ごとに0→1→2→0...と変化していく。10秒後にそこにいる1番の子供が答えとなる。