Gurobi Optimizerの有償版ライセンスを保有していない場合、制限版ライセンス(Restricted license)での実施となり、「data-example」では問題規模が大きくなりすぎてしまい、実施することができない。そこで、本ライブラリには制限版ライセンスで実施できる、より小規模な電力系統データ「data-mini」が用意されている。
例として、制限版ライセンスでも実施できる、下記の設定での実施手順を示す。
- 電力系統データ: 限定版ライセンスで実施可能な小規模系統データ「data-mini」
- 対象期間: 2016年4月1日13:00から21:00までの9時間
- 必要3次調整力制約: 考慮しない
- ESS電力量運用制約: 境界条件(12:00と21:00の蓄電量が50%でなくてはいけない)
具体的な手順は以下の通りである。
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本レジストリをクローンする。
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本レジストリと同一ディレクトリ内に以下のスクリプト「main.py」と設定ファイル「config.yml」を作成する。
main.py
from ucgrb.ucgrb import ucgrb ucgrb()
config.yml
config_name: "Without License Test" csv_data_dir: "ucgrb/data_set/data-mini" rolling_opt_list: - name: "2016-04-01_scheduling" start_time: "2016-04-01 13:00:00" end_time: "2016-04-01 21:00:00" pre_period_hours: 8 pv_value: "2016-04-01 13:00:00": "ACT" wf_value: "2016-04-01 13:00:00": "ACT" fix_tie_margin_to_zero: True fix_required_tertiary_reserve_to_zero: True make_e_ess_plan_dicts: False
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PowerShell等のコンソールを開いて、本レジストリ内(ucgrb)に移動し、poetryの仮想環境を構築する。
cd ucgrb
poetry install
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仮想環境上で「main.py」を実行する。主に以下の2つの方法がある。
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poetryの仮想環境シェルに入って、main.pyがある場所にcdコマンドで移動し、
python main.py
を実行する。poetry shell cd ../ python main.py
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- VScodeやspyderを起動して、インターポレーターをpoetryの仮想環境に指定したのち、「main.py」を開き、実行する。
- 本レポジトリのルートディレクトリの中にディレクトリ「result」が生成され、その中に、実行情報ファイル「info.txt」と結果ファイル(xlsx、json.zip)が出力される